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メディカル

ガイドライン・指針

暑熱対策・熱中症予防について

2023年の夏は全国的に記録的な暑さに襲われ、茨城県内のサッカーシーンにおいても、暑熱対策は必要不可欠です。茨城県内で開催する大会・競技会・研修会等におきましては、熱中症対策ガイドラインを遵守し、必要な対策を講じていただきますようお願い申し上げます。

熱中症対策の徹底について(日本サッカー協会周知)

暑熱対策に関する注意喚起

  1. WBGT 値の上昇が予測される時期に開催する場合は、以下のとおり前日や当日に大会形式を速やかに見直すことができるよう準備してください。
    • キックオフ時刻を早める又は夕方の時間帯に変更する(夕方の時間帯は雷の影響を考慮する)。
    • 大会要項等に定められた競技時間を短縮する(競技時間を短くする)。
    • 競技時間内に勝敗が決しない場合は延長戦を行わず PK 方式等により次回戦進出チームを決定する。
  2. 上記の取り組みを行った上で、選手、審判員、関係者及び観戦者に対して以下のような設備等を手配してください。
    • テントや噴霧器、扇風機の設置、クーラーがあるロッカールーム・諸室の手配
    • 医師、看護師、BLS(一次救命処置)資格保持者等の常駐
    • 救急病院の確認、消防隊員の待機や医療機関との連携
    • 観戦者向けの休憩施設や日除け設備、飲料販売、場内アナウンス
  3. 選手、スタッフ、審判員及び観戦者の皆様の命と健康を守るため、状況に応じてガイドライン以上の対応(※)が必要な場合は、柔軟なご対応をお願いいたします。その際には、事前に当該チームや審判員と十分な確認、共有をした上で進めてください。なお、会場の状況によっては大会及び試合の中止や延期等について躊躇なく判断してください。
    • (※1)飲水タイムやクーリングブレイクの時間、回数を増やす
    • (※2)ベンチ内でスポーツドリンクが飲める環境(地面にシートを敷く等)を整える
    • (※3)試合中に身体を冷やせる氷嚢等の準備、ハーフタイムの延長、緊急対応用に氷、
      スポーツドリンク、経口補水液を十分に準備 等
  4. 併せて、雷発生時の対応についても改めてご確認いただきますよう、お願い申し上げます。

参考資料

JFAサッカー活動再開ガイドライン及び競技会手引の廃止について

2023年5月8日に、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが新型インフルエンザ等感染症から「 5 類感染症」へと移行されたことに伴い、「JFA サッカー活動の再開に向けたガイドライン」及び「JFA新型コロナウイルスの影響下における競技会・試合運営手引」は廃止となりました。

政府方針に伴い、以下のガイドラインは2023年5月11日付をもって廃止されました。

落雷事故の防止について

ヘディング習得のためのガイドラインについて