MEDICAL
メディカル
ガイドライン・指針
暑熱対策および落雷対策についての注意喚起
近年、温暖化の影響により、急激な気温の変化が増えており年々深刻化しています。2025年も全国各地で極端な暑さが予想されています。今年も徹底した対策を講じていただきたく、JFA公式WEBサイト「JFA.jp」に掲載されている「身体が暑さに慣れていない時期の注意点動画」と「熱中症対策ガイドライン」を再度、ご確認いただき、サッカーファミリーの安全管理を徹底していただきますようお願い申し上げます。
日頃からサッカー活動や大会等の開催にあたっては、様々な対策を講じながら運営していただいていると存じますが、選手を始めサッカーファミリーの命を守り安心安全な環境を整えるため、危険な状況下でのサッカー活動は躊躇なく中止・延期等の判断をしていただきますようお願い申し上げます。
暑熱対策・熱中症予防について
2025年も全国的に極端な暑さが予想されています。5月になれば気温30℃以上の真夏日となる日数も増え、年々、熱中症の救急搬送件数も増加傾向にあります。この時期は、身体がまだ暑さに慣れていないため、身体から熱をうまく逃がすことができず、体温が上昇することで熱中症が発症しやすくなります。暑さが本格化する前であっても、熱中症を予防するための行動や対策をとっていただくことは必要不可欠です。夏季期間(5月~10月)に茨城県内で開催する大会・競技会・研修会等におきましては、熱中症対策ガイドラインを遵守し、必要な対策を講じていただきますようお願い申し上げます。
- 熱中症対策ガイドライン(2024/5/21改正版)
- 熱中症対策ガイドライン改正概要(イラスト付きスライド)
- 5月の熱中症対策:
身体が暑さに慣れていない時期に心がけていただきたいこと(日本サッカー協会HP) - 【JFA フィジカルフィットネスプロジェクト 熱中症対策動画】
参考資料
- WBGT 値の上昇が予測される時期に開催する場合は、以下のとおり前日や当日に大会形式を速やかに見直すことができるよう準備してください。
- キックオフ時刻を早める又は夕方の時間帯に変更する(夕方の時間帯は雷の影響を考慮する)。
- 大会要項等に定められた競技時間を短縮する(競技時間を短くする)。
- 競技時間内に勝敗が決しない場合は延長戦を行わず PK 方式等により次回戦進出チームを決定する。
- 上記の取り組みを行った上で、選手、審判員、関係者及び観戦者に対して以下のような設備等を手配してください。
- テントや噴霧器、扇風機の設置、クーラーがあるロッカールーム・諸室の手配
- 医師、看護師、BLS(一次救命処置)資格保持者等の常駐
- 救急病院の確認、消防隊員の待機や医療機関との連携
- 観戦者向けの休憩施設や日除け設備、飲料販売、場内アナウンス
- 選手、スタッフ、審判員及び観戦者の皆様の命と健康を守るため、状況に応じてガイドライン以上の対応(※)が必要な場合は、柔軟なご対応をお願いいたします。その際には、事前に当該チームや審判員と十分な確認、共有をした上で進めてください。なお、会場の状況によっては大会及び試合の中止や延期等について躊躇なく判断してください。
- (※1)飲水タイムやクーリングブレイクの時間、回数を増やす
- (※2)ベンチ内でスポーツドリンクが飲める環境(地面にシートを敷く等)を整える
- (※3)試合中に身体を冷やせる氷嚢等の準備、ハーフタイムの延長、緊急対応用に氷、
スポーツドリンク、経口補水液を十分に準備 等
- 併せて、雷発生時の対応についても改めてご確認いただきますよう、お願い申し上げます。
落雷事故の防止について
屋外でサッカー活動をする際には、雷注意報を確認の上、これまで以上に頻繁に「気象庁 雷ナウキャスト」などで落雷の危険や兆候を十分に確認して活動を行うことをお願いします。
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【サッカー活動中の落雷事故防止対策について(
イラスト付きスライド)】(2024/5/26差替え) - 気象庁 雷ナウキャスト(10分毎に更新)
ヘディング習得のためのガイドラインについて
JFAサッカー活動再開ガイドライン及び競技会手引の廃止について
2023年5月8日に、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが新型インフルエンザ等感染症から「 5 類感染症」へと移行されたことに伴い、「JFA サッカー活動の再開に向けたガイドライン」及び「JFA新型コロナウイルスの影響下における競技会・試合運営手引」は廃止となりました。
- 【JFA サッカー活動の再開に向けたガイドラインの廃止について(日本サッカー協会通達)】
- 【JFA サッカー活動の再開に向けたガイドラインの廃止について】
- 【内閣官房からの新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針の廃止について】